もともとGCPを利用してサーバを構築していましたが、金額のわりにスピードが遅かったのでサーバの引っ越しに踏み切りました。
レンタルサーバのエックスサーバとかも考えましたが、KUSANAGIに興味がでました。
それにともなって、KUSANAGIが利用できるホスティング会社を探して利用できる会社が、GMOのConoha VPSにたどり着きました。
今回は、GCPからConoha VPSにあるKUSANAGIへ引っ越しした話になります。
KUSANAGI
プライム・ストラテジーが開発・提供する、世界最速クラスの仮想マシンイメージです。
年々人気が出てきており、日本で利用されている新規参入のWordPressのほとんどの割合で利用されている模様です。
料金プランには、無料やビジネスといったプランがあります。
※無料のプランはサーバ代とは別で利用するのに費用がかからないことです。
KUSANAGIに引っ越したWordPress表示速度
引っ越しする前のサイトのスピードは、モバイルで11でPCで42でした。
最初見たときに遅すぎて笑いました。
利用しているテーマやプラグインによっても速度が変わるようです。
引っ越しが完了しサイトのスピードを確認しました。
モバイルは32でPCは72まで改善することに成功しました。
改善したけどやっぱ遅いので今後の課題です。
引っ越しに伴いSSLの設定も行いました。
SSLにしたから速くなったわけではないのですが、引っ越しを機にセキュリティ強化を行なっただけです。
サイトの表示速度の確認方法
サイトの表示速度を確認する方法は何種類かあります。
今回はPageSpeedInsightsというGoogleが提供しているサイトを利用しています。
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsの利用方法は、下記の項目に自身のサイトのURLを入力するだけです。
改善方法や表示の見方について省略します。
下記のURLをクリックするとサイトに遷移します。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA
KUSANAGIへ引っ越し
今回保有している全てのWordPressのサイトを自分で引っ越しました。
引っ越してみた感想は、かなりめんどくさかったです。
まずプラグインを使おうとしたら、インポートに制限があり解除してみたけど動かないなどです。
作業内容
通常のWordPressからKusanagiへ引っ越しするにあたって行なった作業は、下記になります。
引っ越し作業
- WordPressのバックアップ
- DBのバックアップ
- KUSANAGIのインストール
- DBの切り分け
- DNSの切り替え
DBの切り分けは、他の人はやらなくても良い作業だと思います。
私のサイトの一部で、DBのプレフィックス設定をミスっていて、複数サイトがごっちゃになっておりました。
そこでKUSANAGIでは、DBを切り分けないといけないので対応しました。
※ ここでいうDBは、MySQLを複数必要という意味ではないです(MySQLの中で1つデータベースになっていたのでこれを、複数のDBにしないといけなかった)。
DNSの切り替えは、サーバのIPが変わった為の作業になります。
自分で引っ越しができない場合
今回私が行なった作業は、技術者だったので簡単にサクッと移行できたと思います。
そのため、IT系の技術がなければ厳しいと思います。
Kusanagiへ移行代行もありますが、結構高いです。
引っ越ししたからといってサーバスペックが低かったり、急激なアクセスに耐えれないようなホスティング会社は選ばないようにしましょう。
まとめ
私が保有する通常のWordPressのタイプが何サイトかあり、サイトが高速化したので今回全てKUSANAGIに変更することにしました。
改善はできたのですが、まだまだ遅いです。
PageSpeed Insightsに遅延の内容が出るので、改善したらGoodまでは行くのではないかと思っています。
このサイトをリニューアルしましたが、当時はJINを利用していました。
これをAffingerのテーマへ変更したらモバイルのレスポンスが60以上まで上がったので、遅い方はテーマの方も検討したほうがいいですね。