マイクロソフトのSharePointって初め聞いたけど、どの様なことができるのか知りたくて調べて使ってみました。
初めて使ったレビューとしては、ポータルサイトが作れるものなんだなと思いましたが、使っていくうちにいろいろな事ができるとわかってきました。
この記事では、SharePointについてと料金プラン、どういったことができるのか解説しています。
SharePointって何?
ファイルの共有やコミュニケーションといった、ITチームだけでなく色々なチームで業務効率を向上させることができるツールになります。
Microsoft365のBusinessプランのサービスとして利用することもできますし、SharePoint単体で利用可能なプランがあります。
Microsoft365のPersonalでは利用できないのですが、個人でもビジネスプランのBasicやStandard、PremiumプランでSharePointを利用することができます。
下記はビジネスで利用できるSharePointのプランになります。
利用可能プラン
- Basic
- Standard
- Premium
- E3
- E5
- F3
SharePoint単体で利用できるサービス
SharePointはMicrosoft365のプランを利用せずに単体のプランで利用することができます。
利用できるプランは、SharePoint Online(プラン1)とSharePoint Online(プラン2)があります。
単体プラン
- SharePoint Online(プラン1)
- SharePoint Online(プラン2)
SharePoint単体で契約した場合に利用できるサービスは、OneDriveとListsというサービスが利用できるようになります。
2つのプランで大きく違うのが、ストレージの利用量が条件によって変わることです。
通常だと両プランともストレージのサイズは1TBになりますが、SharePoint Online (プラン2)は5人契約すると無制限のストレージへと変わります。
Google Suite(現 Google Workspace)は容量無制限でしたが、今では2TBとなっておりSharePointをオススメする理由になります。
SharePointって何ができるの?
実際操作してみて思ったことを書きます。
まず慣れないと良くわからない!
Google Workspace(Gsuite)を使ったことがある人は、イメージがズレる感じがあると思います。
SharePointをGoogleでたとえると、Google SiteやChat、ToDo、スケジュールなどがSharePointでは一括して管理することができます。
下記はSharePointで作れるサイトの種類になります。
作れる種類
- チームサイト
- コミュニケーションサイト
チームサイトとコミュニケーションサイトについて違いがあるのかというと、見た目が違うだけで基本的な機能は変わりませんでした。
実際に業務でどのようにしたら使えるか考えてみました。
まず個人では使い道がほぼなく、会社ではポータルサイトや各部署ではファイル共有したりコミュニケーションなどに使うのが一番適している感じです。
ほかにも外部の人とのファイルも共有できるため、見積もりやちょっとしたファイルを送るためにメールの添付に暗号化する手間とかも無くなると思います。
正直、PPAPのやり方を間違ってる会社が多く、やる意味が全く感じられないです。
そんな中で、内閣府からもPPAPの廃止に向けた取り組みを始めていますが、それでも脱することができない企業がほとんどです。
話がそれましたが、あと全文検索ができるのでWikiみたいな扱いになりますが、マニュアルなどのドキュメントをまとめることもできるので、社内のドキュメント管理がかなり良くなると感じました。
ファイルサーバだと、あのファイルどこだっけ?とか検索かけても出てこない場合あるし、業務を効率的に進めることができます。
ファイルサーバとかでまとめるよりは、SharePointでまとめた方が良いです!
ちなみにGoogle Driveでまとめるのもアリなんですが、しっかり管理しないと管理不能になります。
しっかり使える機能を取捨選択するべきです。
できること
- ファイルの共有
- ドキュメントの管理
- 社内ポータルサイト作成
- タスク管理
- コミュニケーションツールとして利用
SharePointの利用料金
Microoft365でSharePointを利用できるで、単体で利用した際の利用料金をまとめました。
プランとしては下記の3つになります。
プラン
- SharePoint Online (プラン 1)
- SharePoint Online (プラン 2)
- Office 365 E3
プランや金額については更新されている可能性があるので、マイクロソフトのSharePointのページもご確認ください。
SharePoint Online (プラン1)
年間契約になりますが、月相当だと540円になります。
Officeアプリケーションは使えません。
SharePoint Online (プラン 2)
こちらも年間契約になりますが、月相当だと1,090円になります。
Office 365 E3
E3も年間契約になりますが、利用できるアプリケーションとしてOfficeが利用できるようになります。
月換算すると、2,170円になります。
SharePointのToDoとMicrosoftのToDoは別物だった
SharePointには、タスク管理ができるToDoの機能があります。
SharePointの新規追加メニューにある「プラン」からToDoが利用できますが、MicrosoftにあるToDoアプリの両方あります。
私は同じものだと思ってましたが、MicrosoftのToDoはあくまでも個人のもので、SharePointのToDoはチームで管理し割り当てることができるタスク管理となっています。
そのため両方のツールを利用すると2重管理になってしまうので、気をつけた方が良いです。
TeamsやPlannerで利用できるタスク管理は、やり方次第で共通かすることもできるのでSharePointとの相性がいいのは、TeamsとPlannerになります。
まとめ
Microsoft365の機能でもSharePointを利用することができますが、単体でもSharePointを利用することができます。
年間契約で利用することができ、Microsoft365 E3プランではデスクトップアプリケーションを利用することができます。
ただ単体でSharePointを利用するより、Microsoft365のプランによるSharePointを利用した方がお得ですし、ストレージ無制限を意識しないのであれば、Microsoft365のプランを利用する方が良いです。
他のMicrosoft365のプランも下記から確認してみてください。
-
マイクロソフトのToDoでGTDをやってみた
マイクロソフトで利用できるToDoアプリについて知りたい。 無料で利用できるの?有料プランでは、どのプランを使えば利用できる? GTDみたいなタスク管理ってできるのかについて、この記事では解説しています。 ToDoリストとは ToDoリスト ...続きを見る